『お金がない人の残念な働き方』田口智隆著

Counselling / Pixabay

こんなに死にもの狂いで仕事をがんばっているのに、なぜ俺は報われないんだ!
どうせこの世は学歴社会。良い大学を出たやつらには絶対に追いつけるわけがない
入る会社を間違えたかな…。こんな安月給じゃ将来が不安で仕方がないよ…。

世の中「お金」がすべてではありませんが、どんな事をするにしてもお金という要素は切っても切り離せません。
このブログも、私自身の趣味の「読書」と「アウトドア」を思う存分楽しみ、そして家族との生活や自分の老後もお金の心配をしないで生活ができるようにするためのお金の知識についても書いています。

仕事を一生懸命頑張って、尖った才能を身につけることで、それが収入につながることもあると思います。
その会社で出世するために仕事以外の人付き合いなども努力して年収を増やしている人もいるかもしれません。

しかし、中には一生懸命頑張って働いているのに、年収が増えない・貯金が貯まらない・自慢出来る才能もない・・・なんて人もいます。

この本では、「お金持ちになるための頑張り方」という視点で、仕事に対するスタンス、日々の生活の中での考え方や行動、やるべきことなどが書かれています。
どちらかというと、「稼ぐためのノウハウ本」ではなく、「稼ぐための心の持ち方や行動の仕方」という概念をまとめた本です。

中でも、私が印象に残ったテーマをいくつかご紹介したいと思います。
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成功する人は、登る山の頂上が見えている

お金を稼げる人は、そうでない人が登った山の数倍の高さの山を見つけ、そして登りきったのだ。だから達成感があるし、当然、頂上から見える景色も違ってくる。
お金を稼げない人は、低い山でいいやと妥協した人、あるいは、自分がどんな山に登っているか、それすらわからずに、やみくもに登っていた人だ。

仕事で成功することを登山に置き換えた話です。
仕事をする上で、大事な事ですよね。自分がやっている仕事は何のためにやっているのか、この仕事で顧客にどんな利益がもたらされるのか、会社はどれだけ儲かるのか・・・。そういう「頂上」が見えて仕事をするのと、「頂上」が見えないまま仕事をしているのでは結果が大きく変わってきます。
一生懸命がんばっていても、目指す頂上が見当違いの頂上だったら意味がありません。また、人から言われたことだけをやっている人も、頂上が見えてないかもしれません。
「今自分がやってる仕事の「頂上」は?」というのを振り返ってみようと思いました。

「お金がない」と嘆く気持ちは悪いことじゃない

「お金がないけどなんとかなる」

「そのうち稼げるようになる」

これは、思考停止になってしまっている人のセリフだ。そんなものはポジティブシンキングでも何でもない。お金がない現実を見たくない、考えたくないから、そうやってごまかしているにすぎない。

程度の違いはあっても、誰だってお金の悩みはあると思います。

「お金がないけどなんとかなる」というポジティブシンキングは大切かもしれませんが、お金の悩みを見て見ぬフリしてるだけではいつまでたっても改善しません。

「お金がない」という悩みをバネに、がんばるモチベーションを維持できるなら、ネガティブ思考でも行動はプラスになるので、悪くないことです。

無意識にテレビを見るのをやめる

テレビをダラダラ見ているとき、人の思考は停止している。

それは、何も生み出さない虚無の時間だということを覚えておこう。そんな人が、お金持ちになるわけがないことは、言うまでもない。

ついついテレビのスイッチをONにすると、気が付くと時間が過ぎ去ってることってありますよね。別に見たいテレビ番組というわけでもないのに、ダラダラ見てしまってることがあります。

テレビって「楽」だから、油断するとつい自分の時間を使ってしまうんですが、その時間から得られるものって少ないですよね。

ドラマを見て感動した!とか、健康番組を見て参考になった!とか、多少得られるものもあるのかもしれませんが、お金儲けという視点では、テレビを見る事から得られるリターンは少ないです。

仕事が終わって家に帰ったら、とりあえずテレビのスイッチをONにして、気が付いたらダラダラ見てしまうことが習慣になってしまっている人は、「テレビのスイッチをONにしない」という事にチャレンジしてみるのはどうでしょうか。

お金持ちとは、お金の奴隷にならないですむ「生き方」のこと

自分の心を偽らず、やりたいことをやって暮らすのが、本来の人間のあるべき姿だとするならば、お金のために働き、お金に振り回される人生はその真逆と言わざるをえない。

人生は一度きり。

そんな人生をずっと「お金のため」に費やしてしまわないように、途中で諦めずに「お金からの自由」を勝ち取らなければなりません。

自分がやりたいことをやるために、お金からの自由を勝ち取る。その為にはどういう考えをもって日々を過ごすべきなのか、仕事とどう向き合えばよいのか。

「がむしゃらに働いているけど、お金の奴隷という立場から抜け出せない。」

そんな人は、一度読んでみると、参考になると思います。

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