ふるさと納税、活用していますか?
我が家は毎年様々な自治体にふるさと納税して、色々な返礼品を頂いております。先日、総務省のふるさと納税ポータルサイトで、ふるさと納税に関する現状調査結果が発表されていました。
全国のふるさと納税の利用状況などがまとまっていたので、チェックしてみました。
ふるさと納税の利用は年々増加している

出典:総務省
ふるさと納税の各自治体の受け入れ状況は、年々増加していて平成29年はなんと3,653億円!前年度比128%増です。
非常に多くの人がふるさと納税をしているんですね。
私の周りでもふるさと納税をやっている人はたくさんいます。かなり認知度の高い制度になってきた感がありますね。
何と言っても税金の前払いという一時的なキャッシュアウトという点を除けば、ノーリスクハイリターンの制度なのでやらない手はないですよね。
都道府県別のふるさと納税受入状況は?

出典:総務省
ふるさと納税に積極的な自治体が多い都道府県の受入件数が増えていますね。
平成29年度で一番受入れ額が多いのは、北海道!2位は佐賀県、3位は宮崎県です。
北海道は海の幸やお米など、佐賀県や宮崎県も肉やお米、お酒などがたくさん返礼品として提供されていることが要因だと思われます。
「自分の地元を応援したい!」とか、そういう理由じゃなくて、実際は「返礼品が魅力的な自治体ランキング」になってる感は否めないですね。
市町村別の受入れ額ランキング

出典:総務省
市町村別のふるさと納税受入額ランキングを見てみると、大阪の泉佐野市が1位でした。
返礼品を見てみると、肉や米・ぶどうや桃などのフルーツが上位にランクインしていました。どれも魅力的ですね。
以下、ふるさとチョイスの泉佐野市のページです。
新着返礼品には、洗剤などの日用品も。
ビールや発泡酒もたくさん出ていますね。
ふと疑問が。泉佐野市ってこれらの返礼品のイメージ、あまり無いんだけど。。。
と思ってたら、やっぱり発表されてました。

出典:総務省
返礼率が3割を超えている、地場産品以外の返礼品を送付していて、見直す意向が無くて、ふるさと納税の申し込みが多い市区町村。
泉佐野市が135億円なのでダントツで1位です。
本来のふるさと納税の位置付けから考えると、ちょっと微妙な感じですが、多くの人が欲しいとおもうような返礼品を提供してくれているので、ふるさと納税を申し込む側の立場からすると嬉しいです。
とは言え、いつまでもこれらの返礼品が提供されるとは限らないので、申し込むなら早い方がいいかもしれませんね。
ふるさと納税で「地方創生」

出典:総務省
各自治体で考え方の違いはあるかもしれませんが、このふるさと納税という制度を使って、都会に集まった納税者が地方の自治体へ寄付することで地方が活性化する支援につながり、寄付した納税者もお礼の品をもらえるというWin-winの制度です。
自治体は集まったお金を教育や子育て支援、まちづくり、観光・交流など様々な活動に充てています。
難しい仕組みではありませんので、まだふるさと納税をやった事がない方は、是非やってみてください。



