「自分は『今を生きる』タイプだから貯金なんてしない。宵越しの金なんて持たないぜ!」なんてタイプの人は、今のご時世では少ないと思います。
少なくとも私の周りにそんな人はいません(笑)
人生100年時代、国も「貯蓄から投資」を推奨していて、NISAや確定拠出年金など様々な税制優遇をだしています。
とは言っても、懐事情は個人によって様々です。
「自分の収入と年齢だったら、月々〇万円貯蓄して60歳の時にはどれぐらいになるだろう?」とか、「毎月〇万円貯金したら、目標の1000万円貯まるのは何年かかるだろう?」など、色々シミュレーションしてみたいですよね。
単純な定期預金であれば、計算は簡単です。なぜなら金利(利回り)が無視していいほど小さいから。銀行によって多少差はありますが、だいたい0.2%ぐらいです。
定期預金ではなく、長期で自分の資産を増やすなら投資をおススメします。私も勉強しながら、少額から投資を始めました。NISAやiDeCoもフル活用しています。税制優遇制度をフル活用して、長期運用で複利の力で資産を増やしていく戦略です。
定期預金のような塵も積もらない金利ではなく、資産を増やせる可能性のある投資でさらに高い利回りを狙い、さらに複利で資産を増やすという事です。
どのような投資をするかは置いておいて、自分の資産を増やすシミュレーションをしてみることは長期計画を立てる上でも非常に参考になります。
そんな資産運用シミュレーションでおススメなのが、金融庁の資産運用シミュレーションサイトです。
画面はとてもシンプルで、3つの方法からシミュレーションをすることが可能です。



将来いくらになる?
毎月の積立金額 × 想定利回り × 積立期間 から最終的にいくらになるかを計算できます。

出典:金融庁
例えば、毎月3万円で想定利回りが5%、積立期間が20年だったら、最終積立金額は1200万円を超えます。元本は3万円×12か月×20年=720万円なのに、1200万円になるのは、複利で運用収益が500万円以上になるからです。

出典:金融庁
同じ条件で、0.02%の定期預金に預けていたとしたらどうなるでしょうか?

出典:金融庁

出典:金融庁
すごいですね(笑)
20年で運用収益はたったの1.4万円です。
このように毎月の積立金額・利回り・期間から、現実的に自分が今からどれだけ資産を増やせるのかをシミュレーションしてみることができます。
毎月いくら積み立てる?
積み立てする期間、想定利回り、そして最終的な目標金額を入力すると、毎月いくら積み立てる必要があるのかを計算することができます。
例えば、積立期間が20年、想定利回りは5%、目標金額を2000万円とすると、毎月の積立金額は48,658円になります。

出典:金融庁

出典:金融庁
具体的な目標金額から逆算して、月々の積立金額をシミュレーションしてみる方法です。
何年間積み立てる?
毎月の積立金額と想定利回り、そして目標金額からどれぐらいの期間積み立てれば目標まで達成できるかをシミュレーションできます。
例えば、毎月2万円、利回り5%、目標2000万円とすると、32年11か月で達成できます。

出典:金融庁

出典:金融庁
これもすごく参考になるシミュレーションです。20代のうちに、毎月2万円の積み立てで5%で運用できれば、60歳になるまでに2000万円積み立てる事ができるんです。
これってすごいですよね。さすが複利の力。。。
まとめ
いかがでしょうか?このように色んな方法で資産運用シミュレーションしてみると、具体的なイメージがわきますよね。
金融庁の資産運用シミュレーションは画面もシンプルでわかりやすいので、是非試してみてください。