部下育成の心得が書かれた本を読んで自分の行動が変わったっていう話

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かなり前に読んだ本で印象に残っている言葉があります。

確か部下育成の本だったと思います。

「知る」と「できる」は大違い。

「できる」と「やる」は大違い。

「やる」と「やり続ける」は大違い。

本を読んだり、教育を受けて「知る」事は簡単です。受け身でもできる事です。

しかし、具体的に自分の行動をイメージして「できる」と言えるには、頭で分かっているようで思った以上に出来ない事が多いのです。

「知る」と「できる」の間には気の遠くなるような距離があります。

また、頭で理解して、行動をイメージして「できる」と思っても、実際に「やる」というのはさらにハードルが上がります。さらに、1回やるのではなく、「やり続ける」のはさらに大変な事です。

「できる」と「やる」の間、「やる」と「やり続ける」の間にも同じく気の遠くなるような距離があります。

部下育成において、その距離を部下一人で孤独に歩かせてしまってはいけません。その距離を縮めるように、手を貸し、励まし、応援し、見守ってあげるのが本来のリーダーの仕事なのです。

人が人を変えることはできない。

しかし、変わろうとする人を助けることはできる。変わりたい、と思うきっかけを作ることはできる。

変わろうとする人を助けるために何が出来るか。

「知った」としても、実際に自分で何が「できる」かを考え、自分で「やってみる」ことを実践し、それを継続して「やり続ける」事ができるのか。

これを読んだ当時、自分の仕事がうまくいかない事や、部下の教育がうまくいかない事を他の人の責任にしてしまっていたり、言い訳ばかり言っていた気がします。

その前にまずは自分が一歩を踏み出して、「やる」、そして「やり続ける」事が大事だと自分を律し、自分の仕事や部下の教育が大きく変わった言葉でした。

仕事を始めてある程度の年数が経つとそれなりのポジションを与えられたり、部下もついたりして、何となく偉くなった気になってしまう事があります。

そこで慢心して、部下の育成を怠ってしまったり、評論家みたいに口ばっかり達者になって行動が伴わなかったりしてしまうと、自分自身の成長も止まってしまいます。

自分も成長、部下も成長。

一緒に成長できるよう、相手に一歩を踏み出してもらうためにまず自分が一歩を踏み出すようにしています。

そんなきっかけになった言葉でした。