奨学金の返済完了しました。15年の返済を振り返って感じたこと。

大学在学中、奨学金を借りていました。社会人になって、1年目から今年の9月まで、15年かけてちょっとずつ返済してようやく終わりました。

長かった返済を振り返ってみたので、学生で奨学金利用してる方、これから返済する方、自分のお子さんが奨学金制度を使うかもしれない方など、参考にしていただければと思います。

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奨学金制度とは?

そもそも奨学金制度とは、進学に必要な学費・生活費を支援してもらう制度のことです。

どこから借りるのか?

メジャーなのは日本学生支援機構ですかね。私もここを利用しました(昔は「育英会」って名前でした)。他には自治体や学校でやっているところもあります。

どういう仕組み?

奨学金制度には、返済が不要な「給付型」と、卒業後に返済する「貸与型」があります。

給付型は、返済が不要なので当然ですが誰でも受けられるわけではなく、家計の状況や本人の成績などに厳しい条件があります。

貸与型には利息がつかない無利子型(第一種)と、利息がつく有利子型(第二種)があります。有利子型の場合でも、貸与利率は年々下がってきていて、平成28年では0.1%代なので、かなり低い利率まで下がってきています。

ちなみに私は貸与型(無利子)でした。全体の割合としては、無利子型が3割・有利子型が7割ぐらいのようです。

利用者は?

日本学生支援機構を利用して、奨学金の貸与を受けた学生は累計で1,203万人(昭和18年度~平成27年度)です。奨学金を利用している学生の割合は38%なので、そんなに珍しいという感じでもありません。このブログを読んだ方の中にも奨学金を利用した方もいるかもしれません。

ちなみに、奨学金をおススメしているわけではないので、興味のある方は日本学生支援機構のサイトや↓の動画で確認してみてください。

借りた金額と学生時代の暮らし

私は高校時代に申し込みをして、大学1年目から4年間毎月振り込んでもらう形で利用しました。毎月4万円ぐらい振り込まれてました。で、総額で借りた金額は200万以上!今考えると恐ろしい。。。

高校の時は、「あまり親に負担かけたくないし、自分で社会人になってちょっとずつ返そう」ぐらいの感覚で申し込みをしました。高校の時は実家暮らしだし、自分で月々使うお金なんてたかが知れてました。大学に行っても、一人暮らしの家賃だけを親に援助してもらえれば、生活費とか諸々は奨学金で何とかなると思ってました。

まぁ当然ですが、足りるわけもなく。ですが、親には借りずにバイトで何とか乗り越えました。

社会人になって返済開始。月々の返済額は?

社会人として働きはじめた時に、すでに借金200万円以上を背負ってスタート。いきなりマイナスからのスタートなわけです。
月々の返済額は1万2000円ちょっと。返済期間は15年。なんとか15年間一度も返済は滞ることなく完済しました。
4年間で借りたお金を15年でちょっとずつ返すので、月々はそんなに負担にはならないだろうと思ってましたが、社会人になると学生の時には必要なかったお金(税金とか仕事で必要な経費とか…)も必要となり、やっぱり結構大変でした。

最近は奨学金の返済が滞ってる人が多いとか、自己破産した人が増えてるって話を聞いてましたが、日本学生支援機構で奨学金の貸与を受けた人の返還率は、平成16年度が93.4%でそこから徐々に上がっていき、平成27年度では97.4%なので、ほとんどの人がちゃんと返せてるようです。

自分の子どもに奨学金制度使わせる?

自分が奨学金制度を利用した経験からですが、私は自分の子どもには奨学金制度は使わせません。

特に責任感の強い子どもだと、「自分で何とかする」という気持ちから、奨学金を利用するケースもあると思います。そして返済も自分でしようとする。

選択肢としては、どうしても大学進学時のキャッシュアウトに対応できない経済状況なら、親が教育ローンを組むというのもありますが、こちらは子どもに負担をかけないという点では良いかもしれませんが、支払い利息は2~10%ぐらいなので、極力借りずに乗り切れればベストです。

奨学金を借りれれば、4年間の学生期間の生活費は楽になりますが、このお金は社会人になった自分の給料を前借りしてるだけです。

もし奨学金制度を使わずに、社会人で返済したお金を投資信託などの投資に回しておけば、当然ですが大きく違う結果になっています。

奨学金制度を使った私はようやくマイナスからゼロの状態に戻っただけですが、投資に回して積み立てていればゼロスタートから200万円以上のプラス、運用成績によってはさらにプラスになってる可能性もあったわけです。

私は、社会人になって奨学金の返済が滞ることがない程度の安定した収入を得られていた事が幸いして完済する事ができましたが、自分が収入が不安定な職業についたり、病気やケガで収入を得られない場合は、奨学金返済が滞納して、もしかすると自己破産しなければいけない状況になっていたかもしれません。自分の子どもにそんなリスクを背負わせて社会人をスタートさせたくありません。

子どもには、しっかり「お金の教育」をしてあげたい。大学で一人暮らしを始めたら、どんな費用が発生するのか、その費用をしっかり管理するにはどうすればいいのか、年金っていつから払うのか、税金って何なのか…。

私自身は親からお金の話を聞いた事がほとんどありません。日本はそういう家庭が多いのかもしれません。そして、学校でもお金の教育はほとんどありません。

お金がすべてではないですが、自分のやりたい事をやったり、心に余裕のある生活を送るには、お金に縛られないようにする必要があります。

自分の子どもが奨学金でお金に縛られないよう、ちゃんとお金の事を教えてあげること、そして自分自身も経済的に成長できるよう努力を続けたいと思います。

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